神戸北野ホテルの「桃の香りに包まれるスイーツビュッフェ」

ディナー

 神戸北野ホテルで2025(令和7)年7月1日から(火)8月31日(日)までの2か月間にわたって、「盛夏の足音~桃の香りに包まれるスイーツビュッフェ」が開催されました。

 桃をテーマにしているビュッフェということで、スイーツだけではなく、料理も桃をアクセントにしたメニューとなっています。

 桃をそのままフレッシュにいただく、またはケーキや料理などを通して味わうなど、あらゆる角度から桃を楽しめるものとなっています。

 今回は、8月初旬に訪れた際の内容についてお伝えします。

スイーツを楽しむならディナー(ナイトスイーツビュッフェ)がお得

 「盛夏の足音~桃の香りに包まれるスイーツビュッフェ」は、ランチとディナーの両方で楽しめます。

 料金はどちらも平日5,900円、土日祝は6,300円(ランチはメインディッシュの内容により平日・土日祝ともに追加料金あり)となっていますが、今回は平日のディナー(ナイトスイーツビュッフェ)に出かけました。

 というのも、ディナーには夜だけ提供される特別スイーツが4種(まるごと桃、焼きたてピーチパイ、エスプーマピーチメルバ、ミル・ミルサントノーレ)あるからです。
 スイーツを楽しむことが目的なら、ランチよりディナーの方がお得といえそうです。

 ディナーは17:30から始まりますので(最終来店時間は19:30、閉店は21:30)、少し早めの17時過ぎにホテルに到着するようにしました。

 時間になるまでホテルのロビーで待たせていただきます。前回(苺のスイーツビュッフェ)は日曜日のディナーだったからでしょうか、開始時刻の20分前に到着すると座席に空きがなく、立って待つことになりましたので、今回は早めに到着しました。

 今回は平日のディナーでしたので、17時過ぎでもロビーはそれほど混んでいなくて、座席にも余裕がありました。お客様が集まりだした17:20頃に案内があり、定刻より少し早めのスタートとなりました。

最初のセットはサラダ、トルティーヤ、フライドポテト

 席に案内されてビュッフェについて少しばかり説明を受けた後、料理をとりに行きました。料理をとって戻ってくると、席には最初のセット(右側の2品)が用意されていました。

 最初のセットは、「桃のドレッシングのカップサラダ」、「スパイシーポークとお野菜のオープントルティーヤ(ダイスカットピーチ入り)」と「フライドポテト(ケイジャンスパイス風味)」です。

 トルティーヤが温かかったので、冷めないうちにいただくことにしました。私はタコスなどを食べるとき、大抵は途中で崩壊してしまうのですが、このトルティーヤは意外と崩れにくく、最後まできれいにおいしく食べることができました。

 サラダはさっぱりしていてしっかり桃の風味を感じることができ、フライドポテトもスパイスがちょうどいい具合に効いていておいしかったです。

 トルティーヤ、フライドポテト、サラダはどれもおいしかったので、おかわりできるものならしたいと思いました。

夜だけの特別スイーツ4種

 今回のお目当ての一つである「まるごと桃」が皿の中央に鎮座しています。フレッシュな桃が丸ごと使われていて、中にカスタードクリームが入ったとても瑞々しいスイーツです。
 夜だけの特別スイーツの一つです。

 脇役と言っては失礼ですが、「まるごと桃」の周りにあるのは、「桃のレアチーズケーキ」、「桃のヴェリーヌ」、「マンゴープリン」、「マスカット」などです。
 品名は覚えていないのですが、どれもおいしかったです。

 最初のスタートダッシュで2皿分のスイーツを持ってきたのですが、やはりここでも「まるごと桃」が主役です。結局、私はこれを3個いただきました。
 他に、「桃のコンポート~梅酒のシロップ~」、「桃のパウンドケーキ」などがあります。

 皿の外のグラスに入っているのは「桃のスムージー」で、今回の飲み物の主役として何度もおかわりをしました。

 夜だけの特別スイーツの一つである「エスプーマピーチメルバ」です。料理をとりに行った際に、ライブコーナーで声をかけていただいたので、作ってもらうことにしました。

 桃のコンポートにフランボワーズソースを載せ、最後にバニラエスプーマをかけて出来あがりです(目の前で説明しながら作ってくれました)。口当たりの良いおいしいスイーツでした。

 他に、夜だけの特別スイーツとして「焼きたてピーチパイ」がありますが、これは料理コーナーにはなく、焼きたてのパイを一口~二口サイズに取り分けて席まで持ってきてくれます。写真を撮るのを忘れてしまいましたが、おいしくいただきました。

 今回はスイーツを中心に楽しみましたが、料理の方では「とうもろこしのひんやりスープ」や「バターチキンカレー」なども特においしかったです。

 さて、18:30になると、今回のもう一つのお目当てである「ミル・ミルサントノーレ」が登場します。写真撮影の案内がありましたので、私も臆せず参加しました。

 カスタードクリームがたっぷり詰め込まれたキャラメルプチシューとミルフィーユを生クリームで成形した土台を一段ずつ積み上げていきます。

 一見簡単そうに見えますが、パティシエが慎重に積み上げていくのがわかります。そして、いよいよ最後の段です・・・。

 ついに完成しました!ていねいに積み重ねられた完成品は、まるで美しい建築物のようなたたずまいを感じさせます。一見の価値ありです。

最後の最後で大失態を犯す

 こちらが、完成品を取り分けて席に持ってきてくれたものです。キャラメルプチシューとミルフィーユ、生クリームがとてもおいしそうです。

 ところが、ここで大問題が発生しました。

 なんとこの時点ですでに満腹になっていて、このおいしそうなケーキを最後までいただくことができず、残してしまうという失態を犯してしまいました。

 17:20にビュッフェがスタートして、18:30に「ミル・ミルサントノーレ」が登場するまでの間、スイーツと料理を目いっぱい食べてしまったおかげで、もうおなかが残っていませんでした。

 前回の苺のビュッフェのときも同じ状態になって最後まで食べきれなかったことから、今回はお昼ごはんを抜き、さらにビュッフェがスタートしても「ミル・ミルサントノーレ」が登場するまでの間は自重するという万全の対策を立てて臨んだつもりでした。

 しかし、おいしいスイーツや料理を目の前にして我慢できるはずもなく、前回と同じ失敗を繰り返すこととなりました。

 私の隣の席の方は18:00頃に来店されていて、おいしそうにこのケーキを召し上がっていました。

 私の今後の対策としては、18:00~18:30に来店して、「ミル・ミルサントノーレ」のためのおなかを残しておくことです。料理を目の前にして我慢できないことがはっきりしましたので、スタートを強制的に遅らせるしかありません。

 18:00~18:30に来店したとしても、スイーツや料理がなくなってしまうことはありません。閉店は21:30ですので、少し遅めに来店しても充分楽しめるはずです。 

 2025(令和7)年9月1日(月)から、「秋旬の宝箱スイーツビュッフェ~主役はぶどうの女王”シャインマスカット”」が始まります。
 また行く機会があれば、次回こそ「ミル・ミルサントノーレ」を堪能したいと思います。

タイトルとURLをコピーしました